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シンギュラリティとは

技術的特異点

シンギュラリティ(Singularity)という単語を耳にしたことがありますか?シンギュラリティとは、日本語では「特異点」というような意味合いになりますが、数学の世界や物理の世界、そして科学技術の世界など、分野によってシンギュラリティの扱いは異なります。

近年よく話題にのぼるシンギュラリティというのは「Technological Singularity」のこと。

つまりコンピュータをはじめとする科学技術・生命科学などにおける「技術的特異点」についてです。

コンピュータ技術や生命科学などの分野では、2045年あたりを境に、これまでとは全く異なるシンギュラリティ、すなわち技術的特異点が生じると予測されており、私たちの社会に多大な影響を与えると考えられているのです。

いままで私たち人類の歴史のなかでは産業革命や情報革命といった技術的な変化はたびたび訪れてきましたが、シンギュラリティに関してはそれらの革命や変化とは比べ物にならないともいわれます。

 

シンギュラリティによる変化

では、シンギュラリティによって、具体的にはどのような影響が生じるのでしょう。

シンギュラリティの中心的役割を果たすのは、人工知能と呼ばれるものです。
最近は、身近な家電などにも簡単な人工知能の技術が使用されていたりすることも増えていますが、シンギュラリティの中心となり得る人工知能は強い人工知能であり、人間の知能をはるかに超える知能を持った存在です。

これまでの技術では、人工知能といっても、そのもととなる知識については、人間がコンピュータにインプットしていかなければ働くことはできませんでしたが、すでに進化しつつある最先端の人工知能においては、コンピュータ自身が考え、学んでゆくということが可能になります。

信じられないかもしれませんが、やがて人工知能の考え出した技術やシステムを人間が学習する(あるいは人間はついていけなくなる)、という可能性が出てくるのです。

まるでSF映画のようですが、シンギュラリティによってコンピュータに人間社会が乗っ取られ、人類滅亡の危機にまで追いつめられる可能性もないとは言い切れません。