エネルギー問題が完全に解決

夢の次世代エネルギー

ひと昔前と比べると、ここ数年原油価格というのは低くなっていると感じるのではないでしょうか。

これには、さまざまな要因が考えられますが、原油価格の下落の原因のひとつに「人類最後のエネルギー革命の進行」をあげる人がいます。

原油価格の下落は、新たなエネルギーへの期待値の表れであり、旧エネルギーは相対的に価値が下がったのである…というものです。

次世代エネルギーというと、太陽や風力、水力、地熱などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、近年特に注目を浴びているのが、小型熱核融合炉というものです。
小型熱核融合炉は、夢の次世代エネルギーとも呼ばれ、クリーンな次世代エネルギー源になることが期待されています。

 

小型熱核融合炉とは

「核」というと、原子力発電のイメージがありますが、原子力は核分裂により作り出されるエネルギーであり、核融合とは異なります。

熱核融合炉というのは、本来、太陽の中で行われている核融合の反応を、人工的に作り出すことでエネルギー源に変えていくというものですが、もしもこれが実現すれば、燃料は海水から無尽蔵に取り出すことができ、核融合といっても放射性廃棄物などもほとんど排出することなくエネルギーを作り出すことができるといいます。

もっとも、まだこの技術は研究段階であり、実用化するためには小型化が必須となりますが、シンギュラリティにより高度な計算をすることができるスパコンを容易に使用することができるようになれば、一般住宅などにも気軽に設置できる超小型の熱核融合炉ができるのではないか?と言われています。

すでに、スパコンを使用して作られたロッキード・マーチン社の熱核融合炉は直径が1メートルほどであったとされていますが、シンギュラリティが進めば進むほど、こうした熱核融合炉の小型化・実用化に近づいていくことでしょう。

ただし、夢の次世代エネルギーと呼ばれる小型熱核融合炉も、現時点では完璧なエネルギーというわけではありません。

原子力に比べれば少ないですが、放射性廃棄物の排出はゼロではありませんし、核融合の燃料として使われているトリチウムの扱いにも注意が必要だからです。