加速するテクノロジー

科学技術の急速な進歩

世界のテクノロジーの最先端で、今最もホットな話題といっても過言ではないのが「シンギュラリティ」についてです。

コンピュータの人工知能が人間の知能を超え、やがて人間の考えの及ばないところにまで到達する…という、まるでSF映画のようなストーリーが、権威ある科学者や技術者などにより、危機感をもって議論されているのです。

その証拠に、政府もシンギュラリティに関する取り組みを開始しており、平成27年には総務省によって発足された「インテリジェント化が加速するICTの未来像に関する研究会」による会合が開かれました。

コンピュータをはじめとする最先端の科学に携わっていない人でも、SF映画などを見ると、現代の科学技術が映画の世界に近づいてきている(あるいは、追い越している)と感じたことがあるのではないでしょうか。

このような科学技術の急速な進歩を考えれば、やはり2045年のシンギュラリティは、避けることができない人間の未来といえるのです。

 

シンギュラリティへの対策

人工知能が人間の知能を凌駕する、というと科学技術の進歩という面では、画期的なこと、ポジティブなイメージとしてとらえる人も多いと思います。

しかし、その一方では、人間の存在そのものがコンピュータにとってかわられる…という人類最大の危機というネガティブな問題にもなり得るでしょう。

しかも、現在のスピードで人工知能のテクノロジーが加速していけば、その危機への備えが何もないまま、シンギュラリティを迎えることになります。

実際にシンギュラリティが起こってしまえば、そこから先は人間の手には負えない、予測不能な世界が待っています。

そこで、今私たちにできることといえば、まずは人工知能についてすべての人が理解を深めること、そして人工知能に仕事を奪われたとしても自力で稼ぐたくましさを身に着けることなどです。

そして、人工知能テクノロジーの開発を加速させるとともに、人工知能のコントロール方法についても同時に研究が進められてゆく必要があります。